57'40"

10:00-11:00、気温15℃、湿度37%、東北東の風2m/s、往路30'41"、復路26'59"。ほぼ週一で走っているが、そう規則的なものでもなく、走り出すきっかけは、体がウズウズしてきてどうにも走らずにはいられなくなる場合と、特にすることがないので暇つぶしがてら出掛けるかという場合と二通りある。今日は後者。また、その際に、途中から俄然身体が軽やかになってきてぐんぐんペースアップする場合と、最後までダラダラした調子になる場合がある。今日は、最後の2kmくらいだけ体が動いたが、それ以外は終始身体がダルく重かった。やや風邪気味な気もするからその割にはよく走れたとも言えるのかも知れない。いずれにせよ、一度走り出すと自分のその時の体調の許す限りの全力を出すことが習慣化しているかとは思う。そこに爽快感を感じていた訳だが、この度一寸驚かされた。
昨日、妻が荒川マラソンを完走した。5時間半だったそうだ。今の自分が走るよりたぶん早い。走る前は、初のフルだし、運動神経が良い方でもないから、完走は無理かも、日中は暑かったから脱水症状になって意識を無くすかも、救急車出動になって搬送拒否に合うかも、などとトラブルを予想し、着衣に連絡先を書いとくよう念を押し、板橋までサポートには行かず、SOSの連絡を覚悟して家でガキらと過ごしていた。そしたら、夕方ケロリとした顔にピンピンした様子で凱旋してきた。自分がフルを走った後は、重度の歩行障害に陥り、口もきけない位に全身疲労でヘロヘロになるのが常だったし、筋肉痛は1週間続いたものだったのに。。妻は、スタート位置が後ろ過ぎたせいでタイムロスしたとしきりにボヤき、筋肉痛などどこへやら、はや次期レースの検討までしている。練習を積んでいたとはいえ、この余裕はどこからくるのか、身体構造の個人差なのか、男女差なのか。自分の方が完全燃焼タイプなのだ、と言い張れるのかも知れないが、むしろ伸びしろのないひ弱さ加減を自覚させられてしまった。