1月はばんど。
ペナルティは、赤酢の注文忘れ、出前帳・予約帳の記入漏れなど。2月もすでに、鍵の置き忘れ、合わせ酢の計量ミス、作業後の片付け忘れなど、3件発生している。
最悪と言われたのが、酢の計量ミスで、5合炊きのところ、1升分の酢を用意してしまった。酢が多過ぎて舎利をべちゃべちゃにしてしまい、リカバリー策として、兄舎利を混ぜて蒸し器に入れて酢を飛ばすという質面倒くさい作業をTさんにお願いすることとなる。
先月と違って1月からは週一で休ませてもらっているが、ということは、相棒見習いのAちゃん(17歳)も休みになる日がある訳で、そんな日の自分一人での朝の準備作業は結構大変なことを知る。いかに自分が普段Aちゃん(17歳!)に頼っているかということも知らされる。
特に1月から昼の定食メニューが増えたので、1時間分位やることが増えた。9時半頃までに、ネタケースのセット。出汁引き、白米5合炊き、酢飯1升5合炊き、ランチ用焼き魚片面焼き、お椀セット、ディスプレイセット。鯵・小肌・貝類の掃除、キンキ・甘エビ・穴子の仕込みなどをやらねばならないところ、先週の木曜は8時に出勤して作業を開始してたら、途中で、これじゃあ終わらない〜とパニックになった。作業一つ一つをこなす時間は少しは早くなったかと思う。自分にできることが少しづつ増えてくると、これを終わらせたら、あれをやって、その次にあれ、と手を動かしながらも次にやることをイメージできてくる。次に何をするかがわからないと、今やっていることについ時間をかけてしまうものなのだ。
しかし、調子に乗って一度に3つくらい同時並行で何かをやり始めたところに、不意に、今すぐこれやって、みたいな注文が入ると、その時途中だったことを忘れたり、柔軟に対応できずにパニックになって全てを中途半端にしたり、ミスを犯したりする。我ながらよくこんな愚かな失敗をするものだ、という経験をしばしばするが、でも結局何についても失敗の経験を重ねないと覚えられないものなのかも知れないと思ってもいる。
思えば子供の頃から勉強でも工作でもスポーツでも、物覚えがいい訳でも器用な訳でもなかったし、どちらかと言えば、人の話を聞いてなかったし、だらしがなかったし。自分のミスに直面して、あ〜あ、という情けない心地をまだまだ経験しなければならない、ということか。