夕餉メモ

義妹甥来宅。工場栽培きのこでは味薄そう。栗の方が手軽な旬の素材かと選択。炊飯器で普段通りの水に浸漬、米の上に昆布と茹で栗を載せてスイッチオン。保温になって蓋を開けて呆然。全然米に火が通っておらず、生煮えでべちゃべちゃで食えたもんじゃない。栗、多過ぎか。仕方なく栗だけ拾い出して付着した生米を洗い落とし、義妹に買いに走ってもらったレトルト御飯の上にのっけて食べる。下茹で20分は長過ぎたみたいで、渋皮を剥く際に実を砕けさせがちになる。計ってみたら1個剥くのに1分近くかかり、これも癪に障る。渋皮だけつるりと剥いてゴロゴロにしたいのに、実も一緒にガシガシこそげ落とす。切れ味悪い柳を力任せに振り立てて、指をザクッとやるかと相当覚悟してた。ガキの頃、ナイフで横半分に割りスプーンでほじって食べるのが最も効率的と思った地点から進歩がない。失敗飯は翌日土鍋で適当に水足して匂い嗅ぎ嗅ぎ炊き直し。餅のように粘ってまずかったが、何とか始末できた。栗攻略を一から学びたい。
・栗御飯
・鰯梅生姜煮
・雑魚天・蓮根きんぴら
・千切キャベツ