Herniated Lumbar Disk Image



室内を暗く、白色にしたディスプレイを背景にMRIフィルムをデジカメで撮ってみた。横の断面図は、順に、第3-第4腰骨間、第4-第5腰骨間、第5腰骨-仙骨間付近で、左右が実際とは反対。セカンドオピニオンを聞いてみようかと、T医院からMRI画像を貸してもらい、店から最も近い整形外科、東大病院まで出掛けてきた。毎日外来予約が3千人超もあるだけあって凄い人の数。会計待ちの間に立花隆に会う。時節柄職員は医師も事務員も全員がマスク着用だった。受付を済ませると院内用呼び出し受信機という機械を渡され、自分の番が近づくと待合室へ来るようにと音で知らせてくれる。長時間待ちを覚悟していたものの、案外1時間半程度で済んだ。診断はT医院とほぼ同じ。手術をする場合、背骨や神経に直接触ることになるので、そのリスクは否定できないとの由。最近の手術は、レーザーを使ったりと人体への影響をできるだけ小さく、軽くしようとする傾向があるが、それはその分不完全な処理に終わって、再発の可能性を増やす一長一短の面もあるんだとか。では何をして自然治癒を待てばいいかというと、座り過ぎない、無理をしない、焦らないといった、なんとも消極的な対処方針になるみたい。紹介状が無いと5,250円も特定療養費制度に基づく特別の料金なる費用がかかるし、待つのが面倒なので病院はもういいやという気になる。相変わらず身体はクスリが切れると立っているのも辛い。長時間労働の継続は最早困難に思われ、店には暇を願った。