新居

金魚を鉢から45cm水槽に移し変えた。水量約30ℓは従来の2倍位か。昨秋はこんな感じだったが、その後、和金とコメットは急速に成長したものの元気が過ぎたかいずれも鉢を飛び出す自殺行為で死なせてしまった。残るは餌を摂るのが下手な出目金2匹となったが、強い同居魚がいなくなって餌の摂取量が増え、それなりに太って鉢が小さくなってきたように思われた。ただ、それは妻を長期的に説得するための表向きの理由で本当は室内にて飼うための重要なステップである。水換え等の管理がきちんとできることが証明され、インテリアとしての価値が認められれば、遂にベランダから窓の敷居をまたげる日が来るかも知れない。出目金2匹以外には、苔対策のつもりで買った石巻貝2匹にオオタニシ2匹、ミナミヌマエビ12匹を加えたところが現在のファミリーである。全長2〜4cmしかないミナミヌマエビは金魚に食べられてしまうか、と心配したが、そこはおっとり型の出目金、エビが夜行性ということもあって追い回すこともなく共存ができている。今年の隣近所の祭り行事もほぼ終了し、金魚すくい好きの娘達による新たな金魚の狩猟採集はかわすことができた。腰や膝を屈めるのが苦手な自分は、このベランダに設置した水槽を床の絨毯にペタリ腹這いになりながら毎日ひねもす眺めている。