出目金孵化-4-生後約2ケ月

当初、30匹程いるかに見えた稚魚は、いつのまにか9匹に減っていた。今夏、2週間離日した際には、義父宅まで2つの水槽を運び、毎日の給餌を頼んだ。帰国してみて、その成長ぶりに驚く。眼球こそ飛び出ていないが、今やどう見ても、金魚。9匹中、1匹だけが白っぽく三色出目金に近いようで、あとの8匹は黒出目金のよう。エビ達は日中32℃を超えてきたりすると、赤く茹で上がったような体で何匹か死ぬ。元々が100匹超と沢山いた位だから放って置いてる。生き残り達も暑さに青息吐息、ふーふー苦しんでいるようだが、一方の稚魚達はまるで暑さを気にしないかのように食欲も旺盛。ゆで卵の黄身は止めて、稚魚用人工飼料を日に3回与えている。親魚達は、食間、水底にじっと佇む時間が長いが、子供達はじっとしていられない。人気を感じると、常に飯をねだって水面に寄って来る。