出目金孵化-5-親子

苔が増えたので、1ケ月ぶりに水槽の掃除。以前は1時間足らずで終わっていたのに今回は3時間もかかった。その原因は専ら水槽が2つになったこと以上に100匹位に増えたエビを掬い上げる手間による。遠目にはエビの存在はあまり気にならないのだが、水底をさらっていると後から後から姿を見え隠れさせる。体長が1cm位あればすぐ判るのだが、5mmに満たないとなかなか見つけて追いかけるのに骨が折れる。適当に見当をつけて一網打尽にしようとすると、同時に大量のゴミを掬ってしまうので、掃除の意味がなくなる。小さいエビは、生後1〜2週間かと思われるが、こいつも5月に購入した最初の10匹の子供なのか。最初の世代は最早殆ど生き残っていないのだが、よもや第三世代ではあるまいか。金魚の餌の食べ残し処理班としては評価できるのだが、苔掃除には貢献度が低い感じ。むしろ粒状の硬い糞が金魚のそれと違って全然バクテリアで分解されずに水底に溜まり、掃除の負担を増やしている気もする。里子に出そうが、共食いが進もうが、子孫を残し続けるたくましい連中なので、掃除の際は大目に見てくれ、ということにそのうちなりそうだ。