11月はおつも。

ペナルティ制度に反対するつもりはない。単純なミスを繰り返す自分はつくづく無能で、こんなんでこの先どうなることやら、と思う。ミスではないにしても、何をするにつけ遅くて不恰好な手仕事は、何も触らない方がまだましかも知れない。長い労働時間に思考を麻痺されがちなのだが、辛うじて働く理性が、何やってんだと語りかけてくる。何につけ兎に角首尾よくいかないのは最早諦めるとして、せめて同じミスを繰り返さないよう書き出しておく。
大将の包丁を錆びさせた。パパイヤを保管したつもりが放置して腐らせた。鯖酢のタイマーを掛け忘れて、締め過ぎ。小肌の鱗の取り漏れ。ネタケースの電源スイッチの入れ忘れ。アジの酢締めでタイマーを掛け忘れ。舎利の炊き忘れ。